健幸とは、身体を「表面的なカラダと内面的なココロ」で捉える「Health:健」と、人生を豊かに幸せであり続けたいと追求していく「Happiness:幸」を融合させた考えです。健幸コラムでは、健幸エンターテイメント株式会社の代表である守屋俊甫によって「健幸になるため考え方」「簡易的なエクササイズ方法」「健幸社会実現に向けた未来構想」などを記載いたします。月1回の定期配信を是非ともお楽しみください。

健幸コラム 第八話 【健幸を目指す生き方へ】

昔の人は知っていた!

日本語の偉大さ!カラダの部位を含んだ慣用句がスゴイ

月を編に持つ漢字が、身体の部位に多く使われています。この編を「にくづき」と言います。思いつく限りの漢字を列挙してみると、

  1. 表面:腰、胸、腕、肚、腹、脚、臀、肩など
  2. 内臓:腸、肛門、膵臓、肝臓、嚢胃など

これらの言葉は一般的なので、皆さんもお聞きになったことがあるかと思います。私がいつも感動することは、これらの漢字を用いた慣用句が、その身体部位の大切さをまさに表しているのです。例えば、"腰"(こし)は、身体の中心部分にあり、どのような動作をするにも不可欠な身体部位です。四肢がなくても人は生きていけますが、腰が無くて生きている人はいません。まさに、「要(かなめ)」なのです。人が気合いを入れて何かに取り組もうとするとき、「本腰を入れる」と言ったりしますし、敵対した相手にひるんだとき、「弱腰になる」と言ったりします。

"腰"の反対側の"腹"(はら)も同様で、何かを決意したり心を決めた時に、「腹を据えて」と言ったり、納得した時などに「腹に落ちる」と言ったり、決心、納得など、心の状態が定まった場合に活用されるのが"腹"なのです。他にも、肝心要(かんじんかなめ)というときは、肝臓・心臓・腰と言った重要な部位を集めた言葉で構成されています(肝腎要:腎臓を使うときもある)。身体の部位を用いた言葉は、身体の大切な役割と連動していることに気づきます。昔の人たちは、こう言った言葉を作ったということは、自分たちの身体のことを十二分に理解していたのだなと思うわけです。とにかくあっぱれです。(次号に続く)

日本国技である相撲こそ最強の格闘技!

v008.jpgのサムネイル画像

私は、大学生時代にアメリカンフットボール部に所属していました。ヘルメットやショルダーと呼ばれる防具を身につけ、オフェンスとディフェンスが激しくぶつかりあい、試合は展開されます。だからこそ、怪我の発生が非常に多く、私自身も頚椎を痛めたことがありました。まさに、ボールを用いた格闘技ですね。

大学でアメリカンフットボールを経験した私は、小さい頃から見ていた日本の国技である相撲への関心が変わりました。一言で言うと、「相撲こそ、最強の格闘技」であると思ったのです。わずか直径4.55メートルの土俵の上で力士らはぶつかり合う。身につけているのはたったのまわしだけ。生身の肉体と肉体が、衝突する際の力は、約2トンとも言われています。その激しい衝撃を受け止める力士たちは、必ず四股踏みをするのです。

日本では1500年以上も前から相撲がおこなわれており、古い資料の絵にも、四股踏みをする姿が描かれています。本コラムをお読みの方で、日々の生活で相撲をとる方はおそらくいらっしゃらないと思いますが、是非とも四股踏みはして欲しいのです。四股踏みをすることで、大腿四頭筋、腸腰筋や大臀筋、中臀筋、内転筋、股関節周囲の深層外旋六筋など、骨盤周囲の筋肉が発達するため、強靭な身体を築き上げることができます。座り仕事が多く、移動も多い現代人こそ、四股踏みをおこなうエクササイズで足腰を強くして欲しいです。ネット上には四股踏み関連のエクササイズを発信している方も多くいますので、是非ご検索を!

私たちD Style Tsukubaは、いつでもあなたの健康相談・カラダづくりへの質問をお待ちしております。お気軽にお問い合わせください。(D Style Tsukuba ホームページはこちら

文責 健幸エンターテイメント(株) 代表取締役 守屋俊甫

健幸コラム 第七話 【健幸を目指す生き方へ】

解剖学を知り、カラダを知る

正しくカラダを動かすルールを知る

皆さんは解剖学というと何を思い浮かべるでしょうか?ブラックジャック?司法解剖など、メスを入れて、体を切り裂くようなイメージでしょうか?大きく分けて、植物に関する解剖学と、動物に関する解剖学が存在しますが、特に人を扱う解剖学を人体解剖学と呼び、ヒトの体のつくりや形について学ぶ学問のことを指します。

中でも、私が注目しているのは、機能解剖学という分野です。各関節や、筋肉、ひとつひとつの骨がどのように動くのか、人体を解剖しながら理解する学問のことと解釈するといいでしょう。人には、正しく体を動かすルールのようなものがあります。人体の機能解剖学の中でもいくつかのベーシックな内容を知ることは、小さいお子さんから高齢者までの全ての世代で理解し、取り組めるようにしていくべきだと考えています。では、一体どんなことを理解すべきなのでしょうか?

体幹の場所を正しく言えますか?

まずは、体幹についての機能解剖学を理解してみましょう。そもそも体幹と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?体幹を自分の体のどの部分を表すのかを指し示すことはできますか?少し、お時間を設けますので、考えてみてください。体幹...とはどこか。

正解は、「頭蓋骨と四肢以外のカラダの部位」であり、具体的には脊柱、鎖骨、胸郭、肩甲骨、骨盤を含めた胴体部分を指します。木の幹のように体の幹と書くわけですから、カラダの一番太い部分ですね。内臓を含んでいる体幹部分は上半身と下半身を繋ぐ中心部分でもあり、役割は多く、前述したように、体幹の操作性を高めていくトレーニングをおこなうことは、お子さんから高齢者まで幅広く必要です。体幹が機能しなくなることは、死活問題なのです。例えば、呼吸をするためには、肋骨の周囲筋群による収縮-弛緩が繰り返されます。肋骨の動きが悪い状態は、呼吸が浅くなり、体内に酸素を取り込めないため、集中力の低下などを起こしてしまうわけです。

では、体幹の操作性を高めるためのトレーニングはどのようにおこなうべきなのか?まずは、体幹の周りの筋群を知ってもらいます。体幹の中でも、特に「インナーユニット」と呼ばれている腹部には、横隔膜、多裂筋、腹横筋、骨盤底筋群があります。これらは腹部を上から、前後から、周囲、下から支えている筋肉です。それぞれの筋肉が機能していることが重要であり、どれか1つでも弱すぎ、強すぎてしまうと、バランスが崩れてしまい、体幹の安定性は低くなってしまいます。

出産を経験した女性は、出産を機に骨盤底筋群が弱くなり、脊柱の土台となる骨盤の安定性が下がるため、脊柱周辺の筋肉へ負担がかかり、腰痛や肩こりを誘発するなど、1つの不安定な部位が関連する各部位をも不安定にさせてしまう、負の循環が発生してしまうのです。特に出産時に帝王切開を経験した女性は、腹部の筋肉を切開するため、余計に腹部筋力が下がってしまい、背中への負担が増し長期間にわたっての腰痛が起きてしまうのです。

「腰を回せ」は嘘

読者の皆さんも聞いたことのあるセリフかと思いますが、よく「腰を回せ」とゴルフやテニスなどのスポーツ活動をするときに使う方がいます。実は、この指導言葉は、解剖学的には危ない言葉なのです。背骨は、首の頚椎から胸の胸椎、そして腰の腰椎が重なり合って構成されています。さらにそれぞれが前後に湾曲をしているため、横から見るとS字カーブのようになっています。これは、重い頭蓋骨を支えるために必要な構造になっているのです。

さて、「腰を回せ」についてですが、いわゆる腰という位置を皆さんはどのように捉えていますか??まず、身体をツイストしてみましょう。ポイントは、お尻と、頭を動かさないことです。腰と頭を動かさないで、身体をツイストした時に、皆さんの腰は動いていますか?腰よりも、上の胸全体が動いていませんか?何を伝えたいかというと、ツイスト動作=回す動作が起きているのは、腰ではなくて、胸周りということなのです。

v007.jpgのサムネイル画像

腰椎の可動範囲は非常に狭くて(腰椎回旋5度)、胸椎の可動範囲が非常に広くなっている(胸椎回旋35度)のです。すなわち、腰を回せという指導をしてしまうと、腰椎の可動範囲を超えて動かそうとしてしまうため、腰痛の原因となってしまう危険性をはらんでいるのです。大事なことは、腰を回すではなくて、胸全体を回すという感覚を養っていくことです。(次号に続く)

私たちD Style Tsukubaは、いつでもご相談に乗ります。お気軽にお問い合わせくださいね。(D Style Tsukuba ホームページはこちら

文責 健幸エンターテイメント(株) 代表取締役 守屋俊甫

健幸コラム 第六話 【健幸を目指す生き方へ】

姿勢を正しくというけど、何が一番いい姿勢なの?

大切なのは脱力・ゆるみ

皆さんは、正しい姿勢と聞くと何を思い浮かべますか?この手の質問をすると、「背筋をピンとする」「胸を張る」「お尻を締める」など様々な答えが返ってきます。決して間違いではないのですが、実際にどのような動作で背筋を真っ直ぐピンと伸ばしたいのか?胸はどれくらい張ったらいいのか?お尻のどの部分を締めるのか?など、より細かな点に注目すると、曖昧な表現ばかりで、よくわからない訳です。耳にしたことのある言葉を知っているだけで、やり方はわからないまま。

姿勢において大切なことは、「脱力・ゆるみ」です。私が研修の場などで『正しい姿勢とは?』と質問しても、すぐにこの「脱力・ゆるみ」を答えられる方には出逢ったことがありません。そもそも、一般に、力を入れる動作については、イメージを湧きやすい方が多いのですが、力を抜く動作のイメージを持つ方は非常に少ないと感じます。イメージが湧かない分、「脱力・ゆるみ」の重要性も理解すらされていないかもしれません。どうしたら「脱力・ゆるみ」の状態を手に入れることができるのでしょうか?

重力に逆らって生きていくことが重要

いきなり「脱力・ゆるみ」と言われてもイメージがつかないかと思います。立位姿勢、座位姿勢では確実に筋力が必要となります。誰にでも、地球上にいる限り地球の中心に対して引っ張られる万有引力=重力がかかっているため、それに抵抗しようとする力が作用し、人のカラダは筋力を発揮します。その際に使われている筋肉が抗重力筋です。この抗重力筋は、前脛骨筋、下腿三頭筋、ハムストリングス、大腿四頭筋、脊柱起立筋、腸腰筋などを指し、それぞれの筋肉を無意識下で機能的に使われる状態を作り出すことが、結果的に正しい姿勢となります。

v006.jpgのサムネイル画像

これらの筋肉は、日々鍛えているアスリートでも使えていない場合があるのです。意外かもしれませんが、自分の競技特性によって、偏りのある鍛え方をしてしまっていることや、怪我によって身体のバランスが崩れているなどの理由が考えられます。さらに、柔軟性などの影響もあるため、身体が柔らかすぎてしまうことも、特異な姿勢を作ってしまいます。では、人はどのように重力と付き合っていくべきなのでしょうか?重力に逆らわなくなって時、人はどのような状況になってしまうのでしょうか?

重力よ、ありがとう!

ズバリ!我々、地球人は、重力に感謝すべきです。重力があることで、前述した抗重力筋が働いて、立つことができたり、走ったり、飛んだりできます。では、重力がない空間に身を置くと人はどうなるのかイメージは湧くでしょうか?

とても参考になるのが、宇宙飛行士です。宇宙飛行士が地球に帰還した時に、立てないくらい、筋肉や骨が弱まっていることを皆さんはご存知でしょうか?重力がない宇宙空間で人が浮いている映像を皆さんもご覧になっていることと思います。地球のような重力負荷が働いていないため、人は浮くことができているのです。この状況では、筋活動もなく、骨刺激も生まれないため、筋肉や骨を弱体化させてしまうのです。

だからこそ、宇宙飛行士が地球に帰還した後にすることは、筋力を戻すためのリハビリであり全身トレーニングなのです。重力は、人が地球で生きている上で必須な負荷であることがご理解いただけたでしょうか?しかし、近年はこの負荷を受けない状態になる人々が増えているのです。ヒントは、老化現象です。(次号に続く)

私たちD Style Tsukubaは、いつでもご相談に乗ります。お気軽にお問い合わせくださいね。(D Style Tsukuba ホームページはこちら

文責 健幸エンターテイメント(株) 代表取締役 守屋俊甫

健幸コラム 第五話 【健幸を目指す生き方へ】

筋肉を鍛えることのメリットは?

老化現象はグライダーのように

皆さんは筋肉を鍛えると聴くと、まず何を思い浮かべますか?アスリートでしょうか?ボディビルダーでしょうか?ムキムキする、重くなる、硬くなることでしょうか?昨今では、パーソナル系のジムが増えているため、筋肉美をイメージする人も多いのではないでしょうか?筋肉は誰しもが持っているものですし、赤ちゃんから、幼少期を経て、成人になる過程で、常に成長を繰り返してきました。しかし、二十歳を超えた段階で、その成長曲線は下降線となります。すなわち、筋肉を鍛えようが、鍛えなかろうが、加齢とともに老いていくのです。ただ、その下降スピードを遅くする要素として、筋肉を鍛え続けていくことが挙げられます。

グライダー効果という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?例えば、あなたがグライダーに乗って、遠くの場所までたどり着きたいと思うならば、初めの上昇気流でより高い位置まで到達していることが重要であることは容易に想像ができるかと思います。人体は二十歳を境目に筋力低下が起きるため、二十歳になるまでにどれくらい筋力を高めていられるのかが重要ということです。しかし、二十歳までに筋力を高くしたとしても、その後に何もしなければ衰えるスピードも上がります。反対に下降線になっていてもしっかりと日々の中で筋肉を鍛え上げ、筋力を高めることをしていれば、下降スピードは緩やかになるとされています。

「腹筋ない」なんてことはない!言葉を変えて!

皆さんは「私は腹筋ないから」という言葉を聞いたことはありませんか?自分はお腹周りがぽっちゃりしていて、鍛えていないから、腹筋なんてないのよ。という意味合いで使っている言葉でしょうが、事実として「腹筋はあります」よね。"ない"とか"ある"という二者択一で答えられる話ではなくて、腹筋を切除しない限り、腹筋は誰しもにあるのです。そうでなければ、人は立てませんし、座れません。正しい日本語で言うならば、「私は腹筋が弱い」「私は腹筋に力が入りにくい」なのかもしれません。

私のワークショップでも、この言葉について説明しますが、腹筋を仮に完全に無いものにしてしまったら、人は腹筋を意識できないのです。言葉は言霊(ことだま)と言われるくらい、使う言葉によって自分自身の意識も変われば、周りへの影響も変えてしまいます。だからこそ、今一度あなたも同じような言葉を使っていたら、変えて欲しいのです。「腹筋はある、でも弱い」と。存在を認めていくということが、実はとても重要で、その筋肉を意識することにつながるのです。意識できると、弱さ・強さを知ることができます。

ワークショップでおこなうときに、参加者に簡易な腹筋運動をいくつかおこないます。椅子に座ってもできるレベルのものです。腹筋運動をおこなった後に、再び立つと姿勢が変わっています。地に足がついている感覚が芽生え、重心の位置も安定し、自然と美しい理にかなった姿勢で立っているのです。参加者は非常に不思議な顔をします。そこで、私は伝えるのです。「これが腹筋の役割であり、腹筋の筋出力が高まった状態です」。

v005.jpgのサムネイル画像

好きな筋肉だけを鍛えないこと

筋肉を鍛えるということは、筋肉の存在を認め、そこに筋肉があるという認識を持つことを癖づけてくれます。そして、本来の機能性を高めてくれるため、理にかなった身体操作が可能となるのです。もちろん、好きな筋肉ばかりを鍛えすぎてしまっては、本末転倒です。筋トレの鬼になれと言っているのではなく、日常からの歩く、立つ、座る、などの動作を積極的におこなうことも筋肉を鍛えることになるため、まずはエレベーターよりも階段を選ぶなどからスタートしてみることをオススメいたします。

私たちD Style Tsukubaは、いつでもご相談に乗ります。お気軽にお問い合わせくださいね。(D Style Tsukuba ホームページはこちら

文責 健幸エンターテイメント(株) 代表取締役 守屋俊甫

健幸コラム 第四話 【健幸を目指す生き方へ】

痩せたいの?減量したいの?どっち!vol.2

減量で仕上げた身体の維持は難しい

前回コラムに続いて、今回はアスリートがおこなう減量について紹介します。減量を必要とする競技は限られていますが、特に階級別に戦う競技をおこなっているアスリートにとっては、体重を調整するということは、一つの大会に出られるかどうかの基準にもなるため、かなりシビアに取り組んでいます。よく知られているのは、ボクシング、レスリング、柔道、ボディビルなどが代表的ですね。

では、こういった競技をおこなうアスリートたちは、いつでも大会に出られる基準に、体重に合わせてカラダを維持しているでしょうか?答えは、NOです。多くのトップアスリートは、年中競技をおこなう訳ではなく、大会の時期に合わせてカラダを仕上げているため、1年の中でどの大会でハイパフォーマンスを発揮するのかを計算しています。もちろん、競技によってその手法は異なり、年齢や性別、大会のレベル、目標に合わせておこなわれます。したがって、アスリートが取り組む「減量」は、限られた時期だけのものであり、オフシーズンになれば体重をあえて戻すのです。体重が戻るからこそ、激しい練習に耐えられる持久的な力が高められ、筋肉量を増加でき、さらに筋出力(筋力の最大パワー)などを高めていくことが可能なのです。

私は、昨今の短期集中型のダイエットプログラムが、このアスリートの一時的な「減量」状態に近いのではないかと考えています。つまり、ダイエットの宣伝チラシなどによくあるビフォーアフターの写真は、最高に"仕上がったカラダ"ということです。アスリートだとしても、仕上げたカラダのままで日々のトレーニングをし続けることは、並大抵のことではありません。だからこそ、一般の方々がダイエットに取り組んだとしても、その後も"仕上がったカラダ"を継続することはかなり至難の技であるのです。

v004のサムネイル画像.jpg

ダイエット=車の免許教習と同じです

私はパーソナルトレーナーとして約7年間の実績を積んできました。筑波大学時代にも減量教室をおこなう研究室に所属していたため、人々を痩せさせることに関しては10年以上も向き合ってきました。私が提案するダイエットプログラムでは、リバウンドをさせないことを前提に"車の免許を取る"意識で取り組んでもらいます。◯◯だけやればいい!●●のみを飲む!といった方法は、ダイエットプログラム期間が終了した後に続かない場合が多いため、そういった手法は使いません。

結局、我々パーソナルトレーナーに依存しないで、自立して、食・運動・睡眠のコントロールができるところまで到達してもらいます。車の免許を取って、公道で車を運転するためには、運転技術を学び、車の性能を知り、交通ルールを把握しなければすぐに事故が起きますよね。ちょっとした気の緩みが事故を招くと言われますが、ダイエット後のリバウンドも、ダイエット期間中の緊張感がなくなり、「ちょっとだけなら食べていいかな」という気の緩みの連続が、結果的に体重を増加させてしまうのです。

事故・違反者には講習が開かれるのと同様、リバウンド傾向にある人へのトレーナーによるアフターフォローをおこなうことによって、再発防止を目指す。「痩せる」「減量する」ことのメカニズムを理解し、短期間の実践を通じて、結果を作り出し、反省から取り組みを振り返り、カラダの状態を保っていくのです。カラダづくりのPDCA(Plan-Do-Check-Action)を回していくためには、ダイエット・減量に関する専門家をうまく活用していくことをお勧めします。かかりつけの医者=かかりつけ医がいるのと同じで、これからの時代には、かかりつけトレーナーも必要になってくるかもしれませんね。

ダイエット目的は「痩せる?」「減量する?」どっちなの?

第3回コラムで記載した「痩せる」とは、体重変動に関係なくカラダの各部位が引き締まった状態を表すとすると、「減量する」とは体重自体が減少した状態です。自分が取り組んでいるダイエット法が、「痩せる」を目指しているのか、「減量する」を目指しているのか、根本的な目的がどちらなのかを明確に、ダイエットは始めるべきです。流行りのダイエットをおこなっても、ネット上では「リバウンドしているのだから、効果がないよね・・・」と評価されてしまうのは、言葉の定義が曖昧だからこそ起きてしまう、非常に勿体無いことです。ダイエットを取り組まれた方のほとんどは、ダイエット期間が終われば減量した分の10−20%程度は増量しますから、それをリバウンドと言ってしまわない知識と、対策が必須ですね。

私たちD Style Tsukubaは、いつでもご相談に乗ります。(D Style Tsukuba ホームページはこちら

文責 健幸エンターテイメント(株) 代表取締役 守屋俊甫